とりあえず、JRCの協力があって、書店への配本をしてきた。
神田東京堂、池袋ジュンク堂など、当社刊行物を非常に好意的にあつかってくださっている。
とりあえず、まだ、点数が足らないが、予算上の課題をクリアしながらひるむことなく、年間6点以上を刊行できるように進めていく。
市場はふたつある。
読者が欲する市場。
書き手が書いていく市場。
前者は、「売れる」という基準が不可避に入ってくるが、後者には「表現市場」のみが基準になり、売れるということは継続のための収支ゼロでさえあればいい。
申し訳ないが、読者市場よりも書き手市場に、EHESCはコミットしていく。既存の出版システムが、それをなしえなくなってきているからだ。
売れるために書き手市場が閉塞していくのはよくない。
だが、歴史書や文学書は、専門的にその場がなんとかなされているようだ、よいことだ。
書き手が、書かれるという場にたいしてのみ表現を表出していく、それを物質的な文化として残していく、それのみを優位にたてる。
書き手が自在に書ける場所を徹底して保証していく。
それは、1億人いて、300人はあると仮定している。
これを、300点までは徹底してやりきる。そのあと、なにかが開かれていくはずだ。なんとか、5年で完遂したいとおもうのだが、著者側が商業主義に物象化されているため、かなり大変ではあるが、徐々に克服されていこう。
やりたいことが著者自身においてもじぶんでしえなくなっている。その不能化をこえていかねばならないのが、幾分いらだつ。
徹底して、ハードで高度であること。質において一切妥協しないこと。